フレッツ・ADSL開通前後の顛末
【
1.5M編 (2001/02〜2002/01)
】【
8M編 (2002/02〜2002/11)
】
【
モア編 (2002/11〜2003/09)
】【モア24編 (2003/09〜2004/08)】
【
モアスペシャル編 (2004/08〜)
】
注)
以下の文章は私の主観で書いていますので、これを以て
西日本電信電話株式会社
の評価につなげないようお願いします。
2003年07月16日
12M→24Mの切り替えをインターネット上から申し込む。
7月27日
「フレッツ・ADSLサービスお申込の件について」と題したメールが来た。
この時点では、まだ私の回線収容局ではサービスイン前だったので、内容は「もう少しお待ち下さい」というもの。
大人しく待つことにする。
その後、私の回線収容局でのサービスは開始された(らしい)けれど、全く音沙汰無し。
8月30日
未だ音沙汰なし。どうも変だと思って、7/27のメールに返信の形でどういう状況か問い合わせるメールを出す。
8月31日
日曜日だというのに、携帯にNTTから電話がある。
どうも、どこかで手違いで予約申込みリストから漏れてしまったらしい。
私は「早くないと困る」わけではなかったからいいものの、普通の人だったら怒るんじゃない?
#電話して頂いたご担当の方は非常に丁寧だったことは申し添えます。
で、開通はモデム物流の手配等の関係で9/10になる旨。
今回、スプリッタは再びレンタルすることになった。以前とはモノが変わっていて、以前の物だと速度が出ないことがあるそうな。
スプリッタがバージョンアップすることは無いと思ったんだけどなぁ〜。
9月6日
モデム(ADSLモデム-MSIII)が届く。
形状は12M用と同じながら、今度は筐体が白い。何か変な感じがする。
とりあえず、1.5M / 8M / 12M / 24M 全部に対応なので接続替え。
また、スプリッタも変えてみた。
すると、偶然かも知れないけれど、リンク速度が
上り 864kbps
下り 11072kbps
と、下りのリンク速度が以前よりも上がっている。
取り敢えず伝送路の周波数特性を見てみると、
欄の横幅が2倍に広がっていて、
2倍の周波数帯まで使う
ことを表している。が、今のところ局設備が12Mのままなので、ちょうど半分まで使われていることを示している。
ちなみに、今度も「NTT西日本 備品」というシールは「添付」されていて「貼って下さい」とあった。
9月10日
8:10頃に工事が行われたようで、一瞬切れたようだが、すぐにつながっていた。が、スループットが600〜800kbpsくらいまで落ちていた。
会社から帰宅してチェックしてみると
やっぱり、トレーニングをミスってAnnex.Cで上がってる。
モデムを再起動すると、Annex.Iで上がり、
上り 1184kbps
下り 13280kbps
でリンクが確立されていた。
さて、上り速度は意外にも向上しているが、思ったほど下り速度が上がってないというのも正直なところなので、周波数特性を見てみる。(横幅が広くてキャプチャできなかったので3枚に分けている)
下り部分の縦軸の伸びが以前より低いような気がするのと、横軸でいうと411〜472辺りの周波数帯が全く使えていないことが分かる。周波数でいうと1772kHz〜2035kHz辺りのはず。何か干渉するものがあるんだろうか?
最初直感的にAMラジオ(中国放送: 1350kHz, 20kW)かとも思ったけれど、周波数帯ずれてるしなぁ。計算すると、横軸313が周囲よりガクンと低くなってるのがそれのようだ。ちなみに、計算上は、NHK第一(1071kHz/20kW)は横軸248付近、NHK第二(702kHz/10kW)は横軸162付近になる。
この周波数特性グラフの読み方は
こちらが詳しい
。
で、使った感じとしては、ping の RTT は以前と変わらず、スループットはちょこっと上がってる。
※プロバイダを乗り換えた関係で、
12Mの時
のスループットと単純比較はできない。
スループット測定方法(某Webサーバから2MB弱のファイルダウンロード)も考え直す必要があるのかもしれない。
ちなみにモデムのバージョン情報は(MACアドレスは伏せています)
ADSLモデム-MS3「B」
Hardware Revision: 0000
Software Version: 02.01 (Fri Jul 18 14:07:12 JST 2003)
Boot ROM Version: 01.00 (Mon Apr 28 12:18:19 JST 2003)
DSP Firmware Version: 22.40
MAC Address: 00:0B:A2:XX:XX:XX
9月13日
家の中で結構電話線を引っ張り回しているので、それを短くすれば少しはリンク速度が上がるかという甘い期待を元に、モデムをモジュラージャックのすぐそばに持ってきて試してみたけれど、特に変化無し。
やはり、局〜家の間の線路の特性の問題のようだ。
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