2回戦第5試合で何が起こったか?

対戦経過
2回戦第5試合、群馬高専 対 北九州高専。

奥:群馬高専 手前:北九州高専

一度下りたあとで猛然と階段を駆け上る北九州高専。

円盤の上からオブジェを取り付ける北九州高専。

中央の第2円盤を取り返す北九州高専。
ここまでは普通に北九州優勢の対戦に見えたのですが。

終了後の状況。
ここで、第1円盤(奥)・第3円盤(手前)は群馬高専、第2円盤(中央上)は北九州高専の得点で群馬高専の勝ち、というアナウンスがあった。
北九州の機構に注目していた私は、迂闊にも円盤の動きがどうだったか見落としていた。
感覚的に「あれっ(判定が)おかしいな」とは思ったのですが。

第3円盤の判定に対し、猛然と抗議する北九州高専。
このような事態が発生しているのに関わらず、司会者の方々は淡々と時間稼ぎを進める。(当然っちゃ当然ですが)
会場内には全く説明無し。← この対応はどうよ?

関係者多数集まり、協議中・・・。
さて、真実は何だったのか?
(2003/11/25修正)
円盤には、180度以上回転しないようにストッパーが付いているのですが、
同行した方曰く「ストッパーが機能せずぐるぐる回ったようだ」と仰っていた。
2chの高専ロボコンスレとかを見ても、どうもそれが真実であったらしく、実際は北九州高専の方向に円盤が回転していたらしい可能性がある。
ただ、北九州が相手(赤)側にオブジェを付けて、ストッパーを「駄目押し」する作戦に失敗して逆に回ってしまった、という情報もあり、真実はやはり謎である。
その後の対戦ではストッパーの動きに注目していたが、きちんと機能していた。

さて、この後には生放送が控えていて時間がない。どうするのかと思ったら、強引に進行してしまった。
その後
北九州高専は、閉会式には高専名のプラカードではなく「あばうたぁ〜ず」のプラカードを出していたのはテレビの生放送にも少し映っていたのでお分かりになった方もいらっしゃると思う。私はこれを抗議のひとつと受け取った。
特別賞を受賞したが、そのコメントも「もう少し見たかった」というもので、何か取って付けたような感じで(それなりに配慮したコメントだったのかも知れないが)メンバーも完全にキレていた。

あぁ、こんなことで、ロボコンは大丈夫なんだろうか?
もし北九州が勝っていたら
次の対戦(準々決勝)では、優勝校旭川と当たっていたはずで、似たコンセプトのロボット同士の好カードであったに違いない。ちょっと優劣つけ難い。
もし、この対戦で勝利すれば、準決勝は宇部、決勝は航空。優勝も夢ではなかったかも知れない。
まぁ「もしも」を論じてもしょうがないのだが。

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