つもちゃんのひとりごと (2008年09月)

古い記事のリンクは切れていることがありますが予めご了承下さい。
2008年09月26日 その2  本日のお題:水族館
23日、宮島水族館に行ってきました。
何年ぶりかなぁ。かなり久しぶり。でも、雰囲気覚えていたから、数回は来てると思います。
宮島水族館は、改装のため12月から長期休館することになっています。そのためか、そんなに大きな水族館でもないのに、意外に混雑していてびっくり。
アシカショーとかお食事タイムとか、素朴だけれど意外と見所満載で楽しいです。
なかなか近くに住んでいても行かないスポットですが、休館前にちょっと寄ってみるのもオススメかも。
2008年09月26日 その1  本日のお題:生きるということ。その2
先日と少し違った観点で。
自分が死ぬにはどれだけ費用がかかるのか。
自分が死ぬに死ねないとき、どれだけ費用がかかるのか。
それに対してどのような保険を自分にかけておけば良いのか。
将来の環境の変化に対してはどのように対応させれば良いのか。
ちょうど保険の見直しを考えている時に保険屋さんと知り合いになるなんて、偶然の面白い巡り合わせ。初めて本気で保険の意味を考えました。
今、このタイミングでないと考えられないことだったと思います。



ところで、こんな日記を見つけました。
先日書いたことは、まさにこれなんだと。
遺された家族から見た終末医療。
どうにかしたいのに、何も出来ない無力感。
悪化する病状を見る辛さ。
でも、最後は病気を受け入れ、残された時間を大切に過ごすという決心。
そして心の中に生き続ける父。

シンポジウムに出席した時は、自分が遺す側としてどう生きるか、という視点で考えていました。
逆に、遺される側として、これだけ強く自分が生きていけるか、これだけ人のことを思って生きていけるかというと、全く自信がないし、だからこそこうして強く生きている人を尊敬します。自分もそうありたいと、少し思いました。
2008年09月22日  本日のお題:生きるということ。
ひょんなことで、“小さな町のホスピスモデル・竹原発”〜いのちのリレー〜というシンポジウムに出席する機会を得た。
ホスピス、つまり終末医療がどうあるべきか、ということを考えるものだが、終末医療にどのように向き合うかということは、つまり、自分が今いろいろと考えている「人は最終的に何が幸せなのか」というテーマにつながり、大変興味深かった。
以下は、基調講演(柳田邦男氏)とその後のパネルディスカッションを混ぜた自分なりのまとめ。

  • いのち → 2通りのもの
    1. 生物学的なもの ← 三人称の視点
    2. 精神的なもの ← 二人称の視点
    この2通りの「死」は違うものである。

  • 三人称の視点
    • 生物学的な死、関係ない人が客観的にその人を「死」として認識する

  • 二人称の視点
    • こころ、精神。
    • 家族や愛する人、大切な人から見た視点。
      • 感情がついていかない。
      • 死を受け入れられない。

  • 一人称の視点
    • 自分の死 自分では確認できない。

  • これまでの医療は「三人称の視点」に傾きすぎていた。→ 患者の身になった終末医療
    • わかりあいたい。
    • 話を聞いて欲しい。

  • その人が「生きた」という証を残す。
    • 言葉
    • 生きざま
      (自分の中心軸に居る「母親」の存在など。母親が実際には亡くなっていても、子供の心の中に生き続けている。)

  • 生きている価値とは。
    生き甲斐は肉体で考えているわけではない → 精神的なもの。
    • カネ・モノ・社会的地位は関係ない。
    • 答えは出なくても、問いかける自分というものが、極めて高い知的生活である。 → 心の成長
    • 素晴らしい精神的な何かを後世に残す。
      → 死んでなお、成長出来る。一人の人で終わらない。
    • 自分が誰かの中で生きられる
      → 自分の死を静かに受け入れられる。

  • 自分にとって納得できる生き方
    → 自分にとっても、残された人にとっても、幸せで美しい。

  • 今日という日を精一杯生きる。
    「世界が明日破滅に向かおうとも、今日私はリンゴの木を植える」(ルター)

  • 死を目前にしたとき
    • 何故そういう境遇になってしまったのか?という問い → 答えは無い。
    • そうではなく「今、何が出来るか。」「今、何が残せるか。」を考えたい。
    • 自分の辛さを誰かに分かって欲しい。
    • 死後のシナリオ(自分・残された人)
      → 周囲の人が、死を目前にした人の思いを受け止めて応えていけば、それで自ずと見えてくる。
      → 「傾聴」が重要。心の安定をもたらす。

  • 「傾聴」
    • 家族がしてあげるのは難しい。自分も大変なので聞く余裕もない。→ 「傾聴ボランティア」という取り組み。
    • 「聞き書き隊」による記録の取り組み。
    • その人の人生が意味があったと思えるように。

この他、ケアタウン小平での取り組みなど興味深い紹介もあり全部は書き切れないが、自分的テーマに置き換えて、今、最終的に自分の幸せに向けて何をすべきかを考えたとき、やはり自分が存在したということを誰かの中に遺せるように、何かは分からないけれど、自分という存在の何かが拠り所になれるように、その日その日を生きていく、ということなんだろうと理解した。
単に自分が生物学的に死んだらそれで終わり、という世界とは違う、精神的なものは生き続ける、という考え方を改めて正面から見せられたのは、自分の中で非常に新鮮だった。

こういう医療の世界だけではない、いろいろな面で、第三者的見方が跋扈し、それが絶対的な地位を占めているのが今の社会ではないかと思う。そうではない、心の安定を求めることはタブー視されているようにも思う。
自分が死んだら、そこですべてが終わり。そういう第三者的見方って、やはり寂しい。そうではない、心が満たされ安定することを求めることは決してタブーではない、という考え方に、少しずつシフトしていければいいと思う。

自分の普通の生活では、まずこのようなシンポジウムに遭遇する機会は無いはず。
紹介して下さった方に感謝。
2008年09月19日 その2  本日のお題:手紙
こんな歌を紹介してもらいました。

手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(アンジェラ・アキ)【歌詞】

負けそうで、泣きそうで、消えてしまいそうなとき
何かを失うのが恐くて、でも、どう足掻いても結局失うものがあるって頭では分かってても、どうすることも出来ない。
そんなとき、きっと自分が自分じゃない。
ほんとうの自分に正直じゃない。
もっと自分の声を信じる。
でも、実年齢より上の精神年齢で過ごした長い間に、自分でない自分が当たり前になってしまって、
ほんとうの自分は、きっと、右脳のほんの片隅の、脳細胞の奥深くに、ごく微細な信号として眠っている。
そんな今にも消え入りそうな、自分でも聞こえないほどの消え入りそうな自分の声の存在を意識して、少しずつ発掘していきたい。
自分とは何でどこへ向かうべきか、問い続ければ見えてくる。
きっと、見えてくるはず。そう信じて、
笑顔を見せて、今を生きていこう。

下線部は歌詞の一部です。
2008年09月19日 その1  本日のお題:片手落ちのセキュリティ
某IPAからメールが飛んできた。
セキュリティ問題について外部から指摘があった旨の連絡。
#っていうか、連絡くれなくてももう分かっとるっちゅうねん。
その連絡メールにはホスト名とIPアドレスが書いてありました。
でもって「詳細について連絡したいので担当者連絡先を連絡して欲しい」と。
で連絡してみると「セキュリティ問題の詳細の話なのでPGPで暗号化して送る」と。

っていうか、ホスト名が「いかにもDNSですっ」で、IPアドレスも分かってて、それさえあれば今のご時世、業界の人なら何のことかすぐ分かるはず。なんか片手落ちだなぁ、と思ったのでした。
とはいえ、じゃあどうやって通知するかと言われるとそれはそれで困るけれど。

しかし、IPAから来たのはちょっとびっくり。JPCERTとどう関係してるのかなぁ?
2008年09月16日  本日のお題:思い通りにならないこと。
深夜、川のほとりのカフェで、雲の合間から僅かに見えた中秋の名月を眺めながら。
場所を移して街の灯りを眺めながら。
近くの草むらの虫の音と遠くの道路からかすかに聞こえる車の音を聞きながら。
少しずつ蒼白くなっていく空と街を過ぎながら。
久しぶりに、そんなシチュエーションでいろいろと話をしました。

思い通りにならないこと。
横槍が入って思い通りにならないって、せつない。悲しい。納得できない。きっと。
自分が思っていることと逆のことを言わなければならない苦しさ。
それをどうにも出来なかった自分の不甲斐なさ。
そして、その理不尽とも思える事実を受け入れて乗り越えるのって、とってもパワーが要るはず。今の自分には、とても出来ない・・・。

というか、それよりも遙か手前で立ち止まっている自分。
急ぐことはないと言われながら、やっぱり再起動しきれてない自分。誰からも同じこと言われるのに、それでいいはずなのに、それが前から分かっているのに、やっぱり自分で自分が許せない。
それでもいつか、本当の自分が分かる日が来ると信じて、今日もがんばります。
2008年09月10日 その2  本日のお題:お、ねだん以上、
ニトリっ!
宇品に出来ましたねぇ。
広島初出店かと思いきや、商工センターに既にあったんだそうで・・・。
全然知りませんでした。
昨日ちょっと寄ってみました。
確かに、それなりの物が結構安い感じ。
しかし、いくら平日とはいえオープン4日目にしては、ちょっと空いてるんじゃない?
2008年09月10日 その1  本日のお題:街頭あいさつ
ずっと書こうと思っていてたまたま思い出したので。
選挙が近くなってきたのか、時折朝の通勤時に議員さんが挨拶活動しているのを少し多めに目にするようになりました。
本人以外に支援者数人で幟を持って挨拶してる場合が多いんですけど、ひとり、いつも本人ひとりで、特に声を上げるでもなく、黙々と幟を片手に頭を下げている人がいます。
本当にひとりっきりで、その姿を見るに、本当に孤立無援という感じ。
彼は現役の議員さんで、実際は自民党所属なのでバックヤードは強固なはずなんですけど、姿を見るたびに「哀れ」のひとことが頭に浮かびます。なんだかなぁ・・・。
2008年09月09日  本日のお題:ENMAその後
ENMAをインストールしたまでは先日書きました
実は、その後 ip4 は普通に処理するけれど ip6 はこんなログ吐いてちゃんと処理できないという事象に悩まされてずっと調べてました。
Sep  8 13:31:34 vogue enma[79867]: enma: connect[134859776]: unknown family 54
雰囲気明らかに IPv6 が unknown になっていてどこかで IPv6 が無効になっているっぽいのですが、このログがどこから出てるのかがなかなか分からなくて往生していました。
結局、libmilter が -DNETINET6 無しでコンパイルされてしまっていたのが原因と判明。
これは、-DNETINET6 だとプラットフォームによってはビルドオプションの調整が必要な場合があるのでとりあえず定義されてない状態だそうです。私の FreeBSD 6.3 ではこの定義だけでちゃんと動きました。

改めてビルド方法(build_all.sh を使った手抜き方法)を。
tar xvzf enma-1.0.0.tar.gz
cd enma-1.0.0/build
cp ../../bind-9.5.0-P2.tar.gz .
cp ../../sendmail.8.14.3.tar.gz .


ここで build_all.sh を編集。
※GNU make が "gmake" という名前で存在すれば不要。たまたま /usr/local/bin/make にインストールしてしまったので。
tumori@vogue:[/usr/local/src/enma-1.0.0/build]% diff build_all.sh.org build_all.sh
12c12
<     MAKE_CMD="make"
---
>     MAKE_CMD="/usr/local/bin/make"
GNU make が必要なことはちゃんとドキュメントに書いてありました。
よく読めよ > 自分

ほんでもって、同じディレクトリの site.config.m4.poll-generic を編集。
このファイルや付属ドキュメントは confENVDEF の綴りが誤っています。指摘したら、次のリリースで直るとのこと。
tumori@vogue:[/usr/local/src/enma-1.0.0/build]% diff site.config.m4.poll-generic.org site.config.m4.poll-generic
14c14
< APPENDDEF(`confENVDIF', `-DSM_CONF_POLL=1')
---
> APPENDDEF(`confENVDEF', `-DNETINET6 -DSM_CONF_POLL=1')


あとは普通にコンパイル&インストール。
./build_all.sh
./build_all.sh install
mkdir -p /var/run/enma
chown daemon:daemon /var/run/enma
chmod 700 /var/run/enma
cp ../enma/etc/enma.conf.sample /etc/enma.conf


enma.conf は、milter.socket: local:/var/run/milter/enma としたのと、あとはログの出方を調整した程度。
あと一般的な milter を使う sendmail.cf の設定とかは省略。ググればいくらでも出てきます。

個人的(自宅サーバ:メールサーバは送受信兼用)には「認証を除外するアドレスレンジの設定」があった方がいいけれど、普通のISPではそういう必要性も無いのでENMAにも実装しないというのがポリシーのようで、それはそれで良いのかな、と思います。そのポリシーはFAQに書いてありました。
今の自分の環境ではどうしても引っかかるので逃げ方を考えないと。。。
2008年09月07日 その3  本日のお題:セルフレジ
段原のサティの食品売り場でセルフレジ初体験。
広島に存在していたとは知りませんでした。実は5月から稼働していたらしいです。
開始のボタン押して、バーコード通して、精算ボタン押して、支払い方法選んで、ICOCAでピッ。
現金支払いの時のお釣りが出るまでとICOCAを当ててからレシートが出るまでにちょっと時間がかかって「ん?ん?」という感じなのと、一式精算した後、次の精算が出来るようになるところの判定(どうも前精算の商品をのけないとダメらしいけれど、どうのけたらOKなのか)がちょっと、という感じで、普通のレジの方が早いですね。慣れたら同じぐらいなのかも知れません。

レシートを眺めてみると、担当が「ウサギさんレジ」って(笑)
2008年09月07日 その2  本日のお題:This RRD was created on other architecture
RRDtoolのデータベース (*.rrd) って、作ったマシンのアーキテクチャ依存なんですね。
FreeBSD/sparc64 上で作った rrd を FreeBSD/i386 に持ってきたら、

This RRD was created on other architecture

なんてエラーが。
実行するバイナリがアーキテクチャによって違うのは普通ですが、データがアーキテクチャ依存というのは全く想定外でした。
というわけで、一旦 XML に落としてから再構成。大量にデータがあってスクリプト作って対応したんだけど、大変でした・・・。

こういうめんどくさいことがあるとどうしても MRTG のようなシンプルなものの方がいいなぁ、と思ってしまうのでした。
2008年09月07日 その1  本日のお題:ポニョ
話題の「崖の上のポニョ」観てきました。
ポニョはカワイイですけど、映画作品としては正直言うとちょっと微妙かなぁ・・・。
ゴミが多い海とか微妙なところがリアルだったり、ストーリーのつながり(発生した事象の背景がこれだったんだ、みたいな)がハッキリしている反面、抑圧されていたとはいえ何故にポニョが家出したかがハッキリしていなかった気がします。
なんか大きな部分がアバウトな割に細かい部分はすごく細かく作り込んであるなぁ、と思いました。あと大きいテーマがいくつもあるような気がして、ひとつひとつが相対的に弱くなってしまったかなぁ、と。個人的には、大きな部分で感情移入する映画の見方をする(だから、セカチューのように細かい所のツッコミがいろいろあって評価がイマイチな映画でも結構好き)ので、逆に細かい作り込みが気になってしまって感じることがあまり出来なかったです。

中途半端にオトナな自分的には、家に帰る約束をしていたのに帰れない夫に対してはぶてるリサを宗介が慰めているところ。子どもってオトナだよなぁ、としみじみ思ったのでした。あと、夫に対するそういう面もありつつやっぱり母は強いなぁ、と。

ちなみに一緒に観た方が教えてくれたのですが、宗介の住む町は福山の鞆の浦がモチーフらしいです。鞆の浦は行ったことないので今度行ってみたいと思います。
2008年09月01日 その3  本日のお題:蒸しパン
スーパーに置いてあったフリーペーパーをゲットして試してみました。
とりあえず作れたので、メモ。
「かぼちゃ・甘納豆入り蒸しパン」
かぼちゃバージョンしか作らなかったけど。

お菓子系は作ってみたいと思いつつ、オーブンとか電子レンジとか蒸し器とか無いからなかなか作れないんですよね。
といいつつ、電子レンジの無いライフスタイルは貫きたい(変な意地?)ので、そういうのが無くても作れるレシピを蓄積しておきたいなぁ、と思います。
2008年09月01日 その2  本日のお題:ENMA
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2008/0828.html

FreeBSD 付属の make では、Makefile 内の $(wildcard *.c) の展開がうまくいかないらしく、GNU make 使わないとダメみたい。
そこにハマって、とりあえず make しただけで設定は後日。
tar xvzf enma-1.0.0.tar.gz
cd enma-1.0.0/build
cp ../../bind-9.5.0-P2.tar.gz .
cp ../../sendmail.8.14.3.tar.gz .
./build_all.sh --prefix=/usr/local
./build_all.sh install
mkdir -p /var/run/enma
chown daemon:daemon /var/run/enma
chmod 700 /var/run/enma
cp ../enma/etc/enma.conf.sample /etc/enma.conf
これらを実行する前に GNU make をインストールしたけれど、/usr/local/bin/make にインストールしてしまったので、enma-1.0.0/build/build_all.sh を書き換えた。
% diff build_all.sh.org build_all.sh
12c12
<     MAKE_CMD="make"
---
>     MAKE_CMD="/usr/local/bin/make"
2008年09月01日 その1  本日のお題:夏の終わり
とまぁ、いろいろ終わった昨日でした。

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