つもちゃんのひとりごと (2011年12月)

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2011年12月08日 その2  本日のお題:全面広告でのメッセージ
昨日の朝刊、GREEの全面広告が出てました。

努力しても意味が無い、いかに楽に過ごすかが全て。どうせ何も変わらないから、頑張るだけ馬鹿らしい。悲観的なシニカルであることが賢いことで、建設的で前向きであることが愚かであるような、社会や他人の批判と批評を繰り返して問題点はあげていくものの、自分では責任を持って解決に向けた行動をする訳でもない、そんな雰囲気に包まれていたように思えたからです。

自分の行動様式、思考様式がそういう感じだということは正直耳が痛くて、であるから、自分が何らかの役割を担えているとは到底思えない。

このメッセージでは、結局「インターネットを通じて世界をより良くする」ということがどういうことなのか触れられていませんが、そのイメージが共有できて初めて、その雰囲気を打破できるんじゃないかなぁ、と思うのです。チームで仕事をするって、そこかなぁ、と。

今の時代、食えれば幸せというような、誰しもベクトルが同じ方向を向くような次元のことは当たり前で、その上の、人によって多様なベクトルがあるようなところが「より良く」の部分であって、人によって多様ということは、その「より良い」イメージを共有出来る可能性は低くなってるわけですよね。
自分が不要だと思っているものの「より良い」イメージの共有って、本当に難しい、というか無理。

なんとなく、GREEが今こういう広告を打ったというのは、大きな会社になって、そうしたイメージ共有が厳しい段階に来ているんじゃないかなぁ、という気がする。GREEの場合は安定志向とは違う世界だと思うので、本当に共有出来ないと感じた人は流動するだろうけど。
2011年12月08日 その1  本日のお題:醤油
醤油って超コモディティ化している商品だと思うんですけど、意外と地域に根ざした醸造元が頑張ってるんですよね。
超高級品というわけでもなく、少し高いけれど普段使い出来る程度の価格で、それでも何故生き残れてるのか?

ここ2年ぐらい、そうした「地域の醤油」を使ってます。
醤油ってメジャーなものだと1リットル200円以下ですが、こうした地域の醤油は400円前後します。
確かに味はものによって多少違うのですが、正直価格差ほどの差はないような気もするし(舌が鈍感なだけ?)、これで商売になっているというのが逆にスゴイ。
普通の人が醤油にこだわって使ってるのか、気になります。

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