つもちゃんのひとりごと (2014年06月)

古い記事のリンクは切れていることがありますが予めご了承下さい。
2014年06月29日  本日のお題:fml4のSubject処理改造
今時メーリングリストサーバでfml、それもfml4を使ってる人は多くないと思いますが、ロートルな自分は未だに fml4 + sendmail。
メーリングリストを通ったメールには、Subjectにタグ([ml-name:00000]とか)が付与され、もし既にタグが付いていたら(タグを付けたまま返信するなど)それを削除した上で新たなタグを付けるようになっているので、何度返信してもタグは1つしか付かないのが通常。しかし、最近それがうまく動かずに
Subject: [ml-name:00003] Re: [ml-name:00002] Re: [ml-name:00001] xxxxxx
みたいなメールが流れることが多くなってきました。
原因は、タグのASCII文字も含めてMIMEエンコードされている場合に fml がタグを認識できずにこうなってしまうということで、以前から分かってはいました。そのようなMIMEエンコードをするメーラーとしてはgmailやoutlookがあるのですが、最近特にgmailを使う人が増えて、もうそろそろ目に余る状態に。
これへの対処、ググってみてもほぼ引っかからないんですよね。やっぱりfml4なんて使ってる人自体が少ないのかな? 唯一頑張ってるっぽいのがこれ
そのまま適用してみようかとも思ったけれど、メーリングリスト名がコードに埋め込まれてるし、イマイチだなぁ、と思って、直接 fml 自体を弄ってみることに。
これを通ると、本文のコードに関わらずSubjectが必ずJISでMIMEエンコードされるのでやはりきれいな解決ではないような気もしますが、一応動いているっぽいです。
% diff fml.pl.org fml.pl
14c14
< $Rcsid   = 'fml [fml 4.0 STABLE (20040215/4.0.4_BETA)]';
---
> $Rcsid   = 'fml [fml 4.0 STABLE (20040215/4.0.4_BETA/tumori.nu-custom)]';
863a864,866
>               use Encode qw(decode);
>               use Jcode;
>               my $code, $tmpsubject;
865c868,874
<               $e{'h:Subject:'} = &StripBracket($_);
---
>               $tmpsubject = decode('MIME-header',$_);
>               $code = getcode($tmpsubject);
>               if ($code eq "ascii") {
>                   $e{'h:Subject:'} = &StripBracket($_);
>               } else {
>                   $e{'h:Subject:'} = jcode(&StripBracket($tmpsubject))->mime_encode;
>               }
全くキレイとは思えませんが、もしも参考にする方がいらっしゃったら自己責任でどうぞ。

ていうか、オリジナルはもう10年以上前の日付だなぁ。
2014年06月22日  本日のお題:携帯電話の修理
去る14日、携帯で嫁さんに電話。
それが、どうもこっちの声が向こうに聞こえないらしい。向こうの声はちゃんと聞こえるのに。おかしいなぁ。
ま、そもそも電話自体あまり使わなくて、その前に通話したのは半月前。その時は何の問題も無かったんだけど。
で、スマホのIP電話にかけてみると、やはり携帯からの声が聞こえない。
というわけで、15日にauショップに持って行き、とりあえずメーカー点検ということになったのでした。

電話機はこの時に買ったX-RAY。まぁ3年半も使ってるし、そろそろ潮時だとも言えるのですが、未だにスマホで電話、という踏ん切りがつかないんですよね。スマホは電池持たないし、アプリをガリガリ入れて使うので、最近はまだマシとはいえたまに固まってしまい、それで電話っていうのもねぇ、という感じ。それに、このデザインが結構気に入ってるんです。

修理代が1万ちょいだったら即決修理だな、と思っていたところ、出てきた見積もりが19,710円。ポイント使って15,000円ぐらい。なんでこう修理代って微妙な金額を突いてくるかなぁ、と思いつつ、結局修理することにしたのでした。
修理内容は、基板交換&バッテリ交換。通話回路以外にFelica関係の回路も逝ってたとのこと。最近Felica全然使ってなかったので影響なかったけど。バッテリは近いうちに交換しようかと思っていたところだったので、ちょうど良かったな、という感じ。
基板交換なので、当然保存していたものは全てクリアされ、電話帳はバックアップ取っていたけど、ほかの壁紙とか着信音とか全部デフォルトに戻りました。以前会社からの緊急電話がかかってきていた頃は発信元によって着信音変えたりしてましたが、今となってはそうこだわりも無いです。とはいえちょっと残念。

携帯は最新でないとイヤだ、という嫁さんからは「古いんだからいい加減機種変すればいいのに」と散々言われておりますが、こいつにもう少し頑張ってもらうことにします。

今回結構古いのにすんなり修理できたので、どれぐらいの間修理可能なのかショップの人に聞いてみたら、8年ぐらいは可能なんだそうです。これだけ製品たくさん出してたのに修理部品持っておかなければいけないメーカーって大変だなぁ、と。合従連衡も結構あったのに。X-RAYも東芝系だけど、東芝はもう撤退しちゃって富士通モバイルコミュニケーションズになっちゃってるしね。
2014年06月08日  本日のお題:仙台→広島 空からの眺め
只見に行った帰りは仙台空港から空路。天気も良くて眺めが最高。
左側の窓からの眺めを時系列で並べてみました。地図と対比してみると面白いと思います。
IBX 037便 仙台8:10→広島9:45
確か、定刻より少し早く動き出して、定刻の10分ぐらい前に到着。
※クリックすると拡大画像が表示されますが、約5MB/枚の大きさなので注意

8:23 摺上川ダム

8:29 飯豊山付近。下界は相当暑かったのに雪かぶってる。

8:32 新潟県東蒲原郡阿賀町 磐越西線三川駅付近。曲がりくねった阿賀野川。

8:35 新潟県長岡市。信濃川と直線的に延びる上越新幹線。

8:40 新潟県上越市(直江津)。

8:41 遙か向こうに富士山が見えます。(画像の上・左からそれぞれ1/3辺り)

8:47 富山県魚津市・滑川市付近

8:48 富山県富山市。右上には富山空港が見えます。

8:50 小牧ダム

8:51 砺波平野の散村(富山県南砺市)。地理で習ったなー。

8:57 福井県福井市。

9:04 京都府舞鶴市(東舞鶴)。

9:07 京都府福知山市。

9:16 岡山県岡山市。
2014年06月03日  本日のお題:只見線を訪ねて
東京から朝一の新幹線を使って只見線に乗りに行きました。
小出からの列車は、キハ48形2両編成で10人程度の乗客。ツーマン。非冷房。
そういえば只見駅をWikipediaで調べたら、乗車人員9名/日とのこと。ほぼ1日分の乗客がこの1便に乗っていたということでしょうか。まぁ、1日3便だし、明らかに乗りに来た感じの人もちらほら見えたのでそんなものかもしれませんね。

大白川駅手前付近。
並行する国道252号線のスノーシェッド。豪雪なんだろうなぁ。

旧田子倉駅跡付近から田子倉湖を望む。

只見駅と代行バス。
代行のマイクロバスは20人乗りでした。

只見駅前のスペースからプラットフォームを見る。
こうして見るとただっぴろい所にぽつんとある感じに見えますが、そこまで何も無い感じではないです。

レンタサイクルを借りて只見ダムまで行ってみました。
これは只見ダムの築堤の上で、奥に見えるダムは田子倉ダムです。それぞれ電源開発の発電用で、近くに展示館もあります。

駅のすぐ横の踏切。その向こうには滝神社。

神社の細工がすごく手が込んでいます。
今も全く寂れている町という感じではありませんでしたが、過去の繁栄がしのばれます。

1日3便の時刻表。
その後、代行バスに乗って会津川口を目指します。
乗客は明らかに乗りに来たという風体の2人(自分を含む)。途中の会津塩沢から1人乗ってきたので、実質利用者はこの1人。3人とも会津川口まで乗り通しました。
代行バスで便数も増えていて、停留所も駅とは別に3か所増設されているのにこの状態では鉄路の維持は厳しいと言わざるを得ません。
しかし、アナウンスも何も無し。1人1人に行き先を尋ねていたので、もし途中で降りる人がいたら都度言うって感じなんでしょうね。

会津横田駅付近だと思います。右の堤防は水害後に修復したのでしょうか。

第5只見川橋梁。右側の桁が流失したまま。
写真には収められませんでしたが、第6只見川橋梁が無くなっている様子もはっきり車窓から見ることが出来ました。

只見駅から50分、ダイヤ通りに会津川口駅に到着。

ここからは再び列車。キハ40形2両。ツーマン。非冷房。
右が駅本屋側ですが、左側の線路の向こうはすぐ只見川です。
しかし、暑い! 非冷房車は結構キツイ。トンネルの冷気が気持ちよかったです。

しかし、冬期豪雪の時にどうやって生活してるんだろう、と正直思いました。六十里越は冬期閉鎖、使えるルートはあと2ルートだと思いますが、豪雪になるとすぐ孤立しそうです。それでも生きていけるような生活様式なのかなぁ?
2014年06月02日  本日のお題:きっぷの経由をめぐるマルスのインタフェース
昨日まで、こんなきっぷを使った旅に出てました。

[広]広島市内→利府
経由:広島・新幹線・東京・新幹線・浦佐・上越・只見線・磐西・東北
只見線は水害で今も部分的に不通、バス代行ですが、JR東日本からこんな資料(PDF)が出ていることもあり、復活は絶望的なんじゃないかと思うんです。行くなら冬に行きたいと思っていたのですが、そうこうしている間に廃止という状況も考えられたので、今回行ってみることにしました。その辺りの話は別途書くことにしたいと思います。

というわけで、先週、広島駅でこのきっぷを購入。新幹線口の窓口、5つ稼働している中で唯一の女性の方に当たりました。結構女性の窓口の方に当たることが多いのですが、お願いするきっぷがメンドクサイものだけに、正直、女性にお願いするのは何となく気がひけるんですよね。これが男性だと気兼ねないんですけど。
経由は予め紙に書いていたので、それを示してお願いすると、窓口の方は時刻表の地図を見ながら確実に経由を入力していきましたが、どうしても経由がおかしいらしくエラーになる様子。
只見線がバス代行だということも引っかかるけれど、代行輸送していればきっぷは発売できるはずで、その認識は窓口の方も持っていらっしゃいます。あと1点アヤシイ点があるとすると、終点の「利府」というところ。東北本線なんですけど、分岐した支線の終点なんですね。いろいろ見てみると、どうやらその分岐した支線は「利府支線」としてマルスに登録してあるようで、それをきっちり経由入力してやらないとエラーになるようでした。
しかし、この部分って他に経由選択しようがない部分で、単にエラーじゃなくて選択肢を推定して出すとかすればいいのになぁ、と思いつつ、そうは言っても変にマルスが推定したもので、意図したものと違うものを誤発売してもいけないしなぁ、とも思いました。
マルスのユーザインタフェースとしてどちらがいいんでしょうね。

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