2004年、松浦亜弥さんがカバーして再度（少しだけ）脚光を浴びたこの歌。
この歌、森高千里さんが『渡良瀬橋』が実際に所在する栃木県足利市を訪れた上で作詞し、歌詞に出てくる神社などが実在しているというのは有名な話です。
そこで、実際に足利を訪れることにしました。
- 『渡良瀬橋』について少し知りましょう。
北側から見た渡良瀬橋
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栃木県足利市で渡良瀬川（利根川水系）に架かる橋。
実際に見ると、あまり風情の無い6連の鋼のトラス橋で、1本東側に架かる「中橋」の方が味わいがある外観なような気がします。
昭和9(1934)年9月竣工。県道5号線（主）足利太田線の一部となっています。
場所はここ。
南側から見る
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「わたらせはし」
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橋のシルエット
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西から見た全景
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メッセージ
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橋桁（渡良瀬橋本体ではなく、歩道の方でしたが）には数々のメッセージが残されていました。
中橋
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ちなみに、「中橋」はこんな感じの橋です。
東武足利市駅のすぐ北側にあります。
- それでは、『渡良瀬橋』の歌詞に沿ってトレースしてみましょう。
渡良瀬橋で見る夕日
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（画像角度補正あり）
『渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ』
ちょうど冬至が近いこともあって、15時半頃になると夕方の趣です。
やわらかな夕日が渡良瀬川の川面に映ります。
東武足利市駅
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（画像明度補正あり）
『電車にゆられこの街まで あなたは会いに来てくれたわ』
私の中のイメージでは、JRでなくて東武でしたが、高架化されていてイメージが違いますね。
おまけに今回は特急「りょうもう」を使ったので余計に (^^;;)
JR足利駅
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という訳で、今現在見た感じでは、JR駅の方がイメージ的に合っているような気もします。
八雲神社
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『今でも 八雲神社へお参りすると あなたのこと祈るわ』
八雲神社は市内数ヶ所にあるようですが、足利公園に隣接するここが渡良瀬橋CD-ROMにも出てくる（らしい）ということで有力な説のようです。
地図上には何の記号もありませんね・・・。
由緒
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鳥居
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本殿
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境内
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紅葉がきれいで、まだ秋の趣です。
三毛猫
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可愛い猫が3匹、出迎えてくれました。
人なつっこくて、向こうから寄ってくるんです。
ちょろちょろ動くから写真には撮りにくかったけど。
床屋さんと公衆電話
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『床屋の角にポツンとある 公衆電話おぼえてますか』
公衆電話縮小の折ではありますが、ちゃんと存在していました。
「ポツンとある」という趣ではありませんでしたが・・・。
携帯が普及した今の時代、『思わずかけたくて なんども受話器とったの』なんてことは無いだろうなぁ〜。
森高千里さんの「渡良瀬橋」が発売されたのは約12年前。ちょっと時代を感じます。
川の流れ
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『渡良瀬川の河原に降りて ずっと流れ見てたわ』
『北風がとても冷たくて 風邪をひいちゃいました』
作詞したのは似たような時期だったんでしょうか。
もっとも、今年はとても暖かくて、寒風吹きすさぶという感じではありませんでした。
街並み
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『あなたが好きだと言ったこの街並みが』
写真は、足利学校付近の街並みです。
よく整備されていて、いい雰囲気です。
街と山
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『広い空と遠くの山々』
渡良瀬橋の上から北側の山々をみた、こんな風景を描写したんでしょうか。
- もうひとつの見所「足利学校」
フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして最も有名な板東（関東）の大学」と世界に紹介された「日本最古の学校」。
立木と「学校」の額が
印象的な門
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美しい紅葉
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美しく復原された建物
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使用機材: Canon PowerShot S40 / 撮影日: 2004/12/11
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