つもちゃんのひとりごと (2004年11月)

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dd-d: 日と記事(9日の「その2」= 09-2)
2004年11月29日 その3  本日のお題:4年半前
ロボコン全国大会をビデオに録るために、消してもいいビデオテープが無いか物色しました。最近はドラマとか見なくなったのでほとんどビデオを使わなくなったんですが、以前は結構録ってました。
で、ピックアップしたテープの前半には、4年半前、2000年3月31日のミュージックステーションが入ってました。SPEEDが解散した、その日のラストのライブです。あれから4年半か〜。もっと昔のような気もするな〜。
で、早送りで見ていたら、途中に「有珠山噴火」の臨時ニュースが。それから、SUPER BELL"Z が CDTV に出たときの映像(これって、地上波では唯一なんじゃないの?)も。なんか、時代を感じるなぁ。ちょっとの間、感慨に浸っておりました。

そのテープの後半に今回のロボコンを録画しました。
2004年11月29日 その2  本日のお題:技術者
昨日はロボコン全国大会でした。
下に書いたとおり、リアルタイムには見れなかったのでビデオに録って見たわけですが。
中国地区の3校は松江の優勝をはじめとして、宇部は技術賞、広島商船はデザイン賞と、なかなか優秀な成績を収めて何よりです。

こういう晴れ舞台を見ると、高専が素晴らしい技術者ばかり輩出しているように見えるけれど、こういう所で活躍してる人はごく一部だという事実に目を向ける必要があるんじゃないかと思います。母校の高専祭に行った時も思ったけれど、一部の人はいろいろなのに首を突っ込んで頑張ってるんだけど、その他多数はしらけてるんですよね。
興味を持ったら人間は自分で勝手に進化していくんだと思います。そこに至るにはどうすれば良いのか、よ〜く考えてみることが重要なんだと思います。難しいですけど。
2004年11月29日 その1  本日のお題:試験
昨日は、ある資格試験を受けに行きました。
会社の関連なのでやる気も起きず、勉強無しでトライしたのでなかなか強烈で、実際受かるとは思ってないんですが、逆に受からなければならない、というような気負いが無かったので、純粋に学問的に楽しかったです。

資格試験ってどれだけの意味があるんだろう?
今でもそれなりに仕事してるので、資格自体の必要性に対する疑問もあるけれど、法律とか解法とか「記憶する」っていうことにどれだけの意味があるのかっていうのが疑問。記憶するんじゃなくて、解法へのポインタ(どこに解法があるか)を知るっていう方が意味があるんじゃないかな、と個人的には思ってます。

おかげでロボコン全国大会の中継がリアルタイムに見れなかったじゃん。
2004年11月28日  本日のお題:ドンキ
ドン・キホーテ広島出店するという衝撃の事実を、ニュースリリースから1ヶ月ぐらい経ってつい最近知ったのですが、昨日ちょうど通りかかった時に見ると、もう建物に巨大なドンペンくんが出現してるじゃないですか。まぁ、来月開店予定だからかなり準備が進んでるんだと思うんですが。
これで、松屋に続き首都圏出張の時の楽しみがひとつ減るなぁ、と思う反面、気軽に(って言っても家からは結構距離がある)行けるようになります。

余談ですが、ドンキが出店する建物は以前はデオデオでした。それも開店してから数年しか経ってないような気がするんですが、もう閉店ですか・・・。出店戦略がイマイチのような・・・。
2004年11月22日 その2  本日のお題:チキンライス
今話題(?)の、松本人志作詞「チキンライス」買ってきました。
マッキーをはじめ、いろいろな人が言ってますが、詞が良いです。
こういう、真っ直ぐな歌詞の歌って少ないですよね。私は、基本的に音楽はメロディから入る人なので真面目に歌詞を読むことは少ないのですが、私の知る限りだと、こんな真っ直ぐな歌詞を書く人は他に坂上庸介ぐらいしか知りません。(ちょっと真っ直ぐの方向性が違いますが。)

詞の内容も、単純だけど深いと思います。
今の時代って(多分バブルを通過した頃から)こういう謙虚さとか身の丈とか、そういうのを忘れているような気がしませんか。歌詞では子供に問いかけていますが、子供は親を見て育つ訳で、それはやっぱり親である我々世代(私はまだ結婚すら出来ていませんが)に問いかけられてるんじゃないかなぁ?

そういえば、私の場合はチキンライスじゃなくてエビピラフでした。
今は建物ごと無くなってしまいましたが、某デパートの6階にあったレストランで、決まってエビピラフを頼んでいたのを思い出しました。
2004年11月22日 その1  本日のお題:訂正してお詫びします。(順序逆)
すんません、題は眞鍋かをりさんのblogからネタもらいました。

2004年11月21日  本日のお題:修理完了
ようやくノートパソコンの修理が完了しました。
某店に修理に出した時の顛末はこの前書いた通りですが、その後松下電器に直接修理依頼したわけです。
経過を列挙すると、
ということで、迅速に直り、且つ某店に出すよりは安く上がりました。
2週間ぐらいかかると思っていたので、思っていたより相当速いです。
#しかし、8万の出費は痛い・・・。

ひとつだけ難を言わせてもらうと、83,318円の根拠について、修理報告書にも記載が無かったこと。普通、報告書に内訳ぐらい書かないのかなぁ?
まぁ妥当な額だと思って火曜日にOK出したわけですが、一応ちゃんと検討すると、
まず、以前電話で聞いた部品代と工賃。税の取り扱いは聞いていなかったが、総額表示と仮定しよう。
次に送料だが、往復とも「スーパーペリカン便」の急行便で、パソコンポの梱包材込みである。さらに復路は代引き手数料がかかっているはずである。日通のWebで調べると、 合計すると、81,645円である。まぁまぁ見積もりと近い値である。
仮に「超特急便(当日配達)」を使うとすると、運賃が片道+600円となり、82,845円。
ちなみに、松下の部品代と工賃が外税だとすると85,445円となり、見積もりより高額になる。すると、まぁ妥当な線と言えようか。

取り敢えずの結論:パソコンの修理は直にメーカーに出すべし。
そうそう、電話で修理依頼する際は、製品の型番と製造番号を聞かれるので忘れずにメモっておくように!
2004年11月16日  本日のお題:心はニート
同感。
http://www.asahi.com/job/special/TKY200411090249.html
2004年11月14日  本日のお題:素材収集
年賀状素材の収集のために安佐動物公園へ行ってきました。この時期に動物園に行くのが年中行事と化しています。
やや気が早いような気もしますが、天気と都合と休日を考えると、意外とチャンスが少ないんですよね。昨日はよく晴れていたので、このチャンスを逃すまいと。

「ぴーちくパーク」という、動物とふれあうための一角に陣取り、ニワトリとチャボにカメラを向けます。ここ、ブタとヤギとヒツジとチャボとニワトリがいて、未(ひつじ)年もお世話になったところです。撮影が目的でなくても、動物たちと、はしゃぐ子供たちに囲まれて結構楽しめるところです。そういえば、この隣のポニーにも午(うま)年に出演してもらいましたし、トラにも出演してもらったことがあります。

辺りを見回してみると、居るじゃないですか、明らかにそれが目的で、立派な一眼レフでニワトリを狙っている方々が。考えることは同じなんですね。
#年配の方ばかりでしたが・・・。
#若い人はこういう年賀状は作らないんでしょうかね。

ニワトリとチャボを40枚ばかり、それも普通は大きすぎて使わない「Lサイズ」の画素数で撮って、まぁこれだけ撮ってあればどれか使えるだろう、と思って帰宅。
#デジカメにしてから、数打てば当たる式のやり方になってきました。

家に帰って、40枚の中からそれっぽい写真をピックアップして年賀状の試作品を作ってみると、写真をそのまま(レタッチとか凝ったことをせずに)使ってもなかなかデザイン的にも良さげなのが出来たので、多分これがそのまま使われることになると思います。
#ん〜、手抜きや。

再来年は「イヌ」です。身近すぎて逆に困りますね・・・。
2004年11月11日 その2  本日のお題:運営主体
偶然、周南市i-QUIZというサイトを発見。
周南市出身の私としては非常に気になるんですが・・・。
アクセス数も少ないみたいだし、商品ゲットするなら今かも。

・・・、と思ったんですが、これの運営主体って一体どこ?
会員登録(=個人情報の登録)をするんですが、それが誰のもとに渡るのか分からないっていうのは、ちょっと問題ありなんじゃないのかなぁ〜。
雰囲気的に、周南市、もしくは関係団体だとは思いますが。
#あと、一部に、見るとMozillaが死ぬページがあるのもねぇ〜。

まぁ、周南市も沈滞著しいので頑張ってもらいたいものです。

提供主体といえば、某社のテレビCMも、一応画面には社名が一瞬だけ出るんだけど、音声では「○○○○グループ」と、その会社の親会社の名前が出るんです。確かに○○○○は信頼ある大企業なわけですが、そのCMの主が表に出ない(ような感じがする)のはいまいちねぇ。不信感を抱く人もいるんじゃないかなぁ?(少なくとも自分はそうです。)
商品名だけじゃなくて、会社名もブランドだと思うんですけどね。それを認知させ、価値を高めるように仕向けないとダメなんじゃないかなぁ?
2004年11月11日 その1  本日のお題:修理その後
先日、パソコンの修理の件を書きました。
その後、音沙汰無いなぁ〜、いつ怒鳴り込んでやろうか、と思っていた今週の月曜日(11/8)、ようやくモノが広島店に戻ってきた、と連絡有り。
あのさー、この出来事は10/25ですよ。修理キャンセルしてモノが戻ってくるまでになんで2週間もかかるのさ? 修理依頼から見積もりまでに長期間かかっているのは百歩譲ったとしても。
「この間、何してたのか、調査するように。」と店員氏にガツンと言っておいた。
#完全にクレーマーモードです。

さて、その次の日(11/9)、バトルしてやるぞ!と意気揚々と出撃。
整理券を取って、散々待たされて、後から来た人に先を越されてムッとしたところに、修理を受け付けたり、モノが戻ってきたときに電話をもらった担当者(後から来た客の相手をしていた)とは別の担当者が出現。
私「これ(伝票を出す)、未修理で返却をお願いしているんですが。」
店員氏「少々お待ち下さい。」
奥からモノを持ってくる。
私「いくつかお伺いしたいんですが」
前と同じ、交換範囲について聞く。回答は同じでした。
#同じ事ばかり聞くなよ > 自分

さて、バトルするかいな。
私「あと、修理キャンセルして2週間も経ってるんですが、どういうことですか?」
店員氏「確かに、時間がかかってますね・・・。誠に申し訳ありません。昨日広島店に届きまして・・・。」
私「いつ、どこに届いたとか、ちゃんと履歴残ってるはずですよね?」
店員氏、端末を叩く。(本当に調査していたかどうかは不明)
店員氏「ちょっとここでは分かりかねます。リペアセンターの者に、経緯について確認してご連絡させて戴きたいのですが・・・。」
私「分かりました。」
店員氏「本日は確認が難しいと思いますので、明日この電話(携帯電話)へご連絡差し上げてよろしいですか?」
私「メールというのは無しですか?」
店員氏「メールアドレスが漏れるとマズイとか、いろいろあるみたいで・・・。」
ん〜、抜かりがない。
メールアドレス云々ではなくて、本当は、こういう所に転載されるのが恐いんだろう。
まぁ良しとするか。
私「分かりました。」
店員氏「では、診断料として3,000円を・・・」
私「こんな対応では支払いにくいですね・・・」
店員氏「確かにそうですね・・・。申し上げにくいのですが。」
今日の応対は良いし、3,000円踏み倒すつもりも無いので、ここで引き下がって払う。
店員氏「何か御座いましたら、私にお問い合わせ頂ければ・・・。」

ここに書かなかったやりとりにおいても、非常に丁寧な応対をされました。
担当のO氏、きっと相当修羅場くぐってますね。若いのに。プロです。
どのような対応を見せればお客さんにうまく納得して(引き下がって?)もらえるかをよく心得ています。
正直、参りました。バトルする筈だったのに(笑)

さて、その日の帰宅中、携帯に電話。ん? 発信者が 050 (IP電話)だ。誰?
出てみると、S*fm*p のリペアセンターの方であった。
いや、さ、明日電話するってことだったと思うけど。やはりクレーマーを放っておくとヤバいと思ったんでしょうか。
この時点で分かったのは、大阪のリペアセンターに11/5に戻って、7日に広島に向けて発送した、メーカーは営業時間外で状況不明、というもの。明日12:00〜13:00または15:00〜16:00に連絡するよう告げて、この日は終了。

次の日(11/10)、12:00きっかりに電話がかかってきました。
詳しいやりとりは省きますが、
2行目にある「修理品現状復帰」っていうのですが、修理見積もりを出すに当たり、原因と思われるパーツを一旦仮のものに交換して、ちゃんと動作することを確認した上で見積もりを出すんだそうです。(見積もった後で、修理項目が増えてしまったら見積もりの意味が無いので、ちゃんと確認する)
で、この時使うパーツは仮の部材で、修理続行の場合は、ちゃんと修理するための本番用のパーツを手配して修理するんだそうです。で、修理を続行するかどうか決めるまでは、仮の部材で動作する状態で置いておくんだそうです。なので、それを元々の壊れた部材に戻す作業を2日間かけてやっていた、というんです。
まぁ、経緯は分かったので、改善をお願いしたので良しとしよう。

あと、前回も書いたけれど、10/17に電話連絡がつかず、10/19に見積書発送、その間何をしていたのか、と質すと、担当が別なので別途連絡させる、とのこと。結構縦割りだねぇ〜。
その連絡はすぐに来て、結局よく分からないけれど、これも改善をお願いして良しとしたが、数が多くて大変みたいな言いぶりだったので、そもそも修理件数に対して処理能力が間に合ってないんじゃないの?

そういうわけで、S*fm*p が全面的に悪い訳では無さそうだが、やはり伝票処理とかの手際がいまいち良くないのと中継点が多すぎるのは気になりますね・・・。
でも、今日書いた部分の私に対する対応は総じて良かったです。それだけが唯一の救いか・・・。
2004年11月08日 その2  本日のお題:あの頃に戻りたい
母校の学園祭(高専祭)にお邪魔して来ました。
学生時代お世話になった先生方の何人かとお話させて頂きましたが、さすがに卒業して10年半経つと、先生方も随分とお歳を召されておられるような気がします。(もちろん、人によりますが)

内容は相変わらずパッとしないものでしたが(まぁ、パッとすることって何かって聞かれても困るんですが)学生が変なところに凝ったモノを作ったり、試行錯誤しながらモノを作ったり、社会人になったら出来ない(よね? うちの会社だけじゃないと思うけど)ことをやってるのが妙に羨ましいです。

願い事一つ叶うなら あの頃に戻りたい
『渡良瀬橋』(作詞:森高千里)

・・・、その歌詞とは全然シチュエーションが違うだろっ(笑)

あややがカバーした『渡良瀬橋』。オリジナルが結構好きだったんですが、オリジナルの雰囲気を結構残しているような気がするのであまり違和感は無いですね。
で、改めて歌詞を読むと、とっても切ない歌詞ですね・・・。

そういえば『あの日にかえりたい』(松任谷由実)なんて曲もありました。
それとも全然シチュエーションが違うだろっ(笑)
2004年11月08日 その1  本日のお題:新札その2
郵便局のATMでお金を下ろすと、新一万円札が出てきた。
やっぱり「壱万円」の文字の位置が絶対に左に偏ってる。変なの。
あとは五千円札。発行枚数がやたら少ないらしいから、当分遭遇しないだろうなぁ。
2004年11月07日  本日のお題:新札
某金券ショップで3,000円の買い物。5,000円払って、お釣りでもらった千円札2枚が微妙に違う。
一瞬「ん?」と思ったけれど、すぐ分かった。1枚が、発行後6日にして初めて手にする新札だった。金券ショップは、おカネの回転も速いのかなぁ?
微妙に似ているけど、野口さんの髪型とか「千円」の文字の場所とか、いまいち偏っていて収まりが悪いですね・・・。
#まだ実物は見ていないけど、新五千円とか新一万円札の方がもっと収まりが悪いような気がしますが。

さて、あと2年ぐらいで旧札が無くなるということなら、旧札を保存しておこう、と思うわけですが、さすがに一万円札は一万円なのでちょっとキツいですね・・・。
さらに、収集趣味的にお札を見ると、例えば同じ千円札でもいくつかのバリエーションがあって、
といった違いがあって、なかなか微妙です。
2004年11月04日  本日のお題:勤労者総合福祉センター
一昨日の IPv6 Summit の会場となった「岡山テルサ」。
そういえば、ロボコン中国地区大会で松江に行った時、松江駅の横に「松江テルサ」っていう立派な建物があったなぁ。以前松江に行った時は、確か工事中だったような。
この訳の分からない名称の立派な施設は何なんだろう?

と思って調べると「勤労者総合福祉センター」なんだそうで。
私は勤労者だけど、全然知らなかったぞ。
んで、雇用・能力開発機構が作るだけ作って、運営を投げ出して破格の安値で売却しようとしているものらしい。そういえばそういうニュースもあったよね・・・。
2004年11月03日  本日のお題:IPv6 Summit
今日は書くのが遅かったので、ちょっと更新タイミングが遅いですが・・・。

IPv6 Summit in OKAYAMA に行ってきました。
あ、会社から行くのはイヤなので、前回(北九州)に続いて「個人で」ですよ。
うちの会社は技術陣の関心は低いようで誰もいませんでしたが、営業さんとか親会社はちゃんと関心持ってるようで、数人来られていて、私の存在がバレてしまった・・。
感想は北九州の時と同じで、中村氏の基調講演は非常に良かったですが、その後のパネルディスカッションがボコボコで、「IPv6によるIT社会とビジネス」という広いお題に対して、どういう形で話を進めるかが全然打ち合わせ出来ていない感じでした。前回のように時間が無いのに延々喋る方もいらっしゃいましたし。
基調講演は「RFIDで広がる次世代IT社会」という題で、RFIDの意味するところについて分かりやすく講演して下さいました。要約すると(できてないけど)
IPv6によって全ての「モノ」がネットワークにつながる、とよく言われ、それとRFIDの関係がよく理解できなかったけれど、『「モノ」がネットワークにつながる』というのが誤解の元で、『「モノ」をキーに情報やサービスを利用出来てより便利な世界に』というのが実際に考えられていることのようである。

パネルディスカッションの時の会場QAでは、やはり個人情報保護との関係に関するQが出た。パネラーのスタンスとしては「ある程度のリスクはあるが、現実世界でも似たような話はある(ルールを守らないといけない)し、実際にやればなんとかなるのではないか」みたいな感じで、目を逸らせているような感じ。「田舎の集落では、プライバシーなんてなくて、○○さんは何が好きで、何人兄弟で、なんて誰でも知ってる。それに戻っただけでは?」といった発言もあった。
確かに「気にしすぎ」というのは私もちょっと思うんだけれど、物理的に到達が難しい田舎の集落(それも、物理的にヤると、誰かに見られる可能性がある)と、つないだ途端に世界が相手(それも、誰にも見られずに(実はIPアドレスとかの証拠はある程度残るけれど)シナっと出来る)というインターネットの世界が根本的に違う、という視点が欠落しているんじゃないか?と思います。

結局、取り敢えず問題は先延ばしにしてやってみよー、って感じですね。

余談1:
こんな公共交通機関で行くのに不便な場所でやるのはやめて欲しかったです。
実は路線バスのバス停がすぐ近くにあるにもかかわらず「路線バス等は無い」と書いてある、岡山テルサのWebサイトもどうなのさ?(確かに便数は少ないけれど)
余談2:
プロジェクタもピントがボケていて見にくかったです。
せっかくのプレゼン資料が読めなかったじゃん。
余談3:
今回は専門学校生と思われる「サクラ」(?)が多く、大変盛況に見えました。
2004年11月02日  本日のお題:命令
今年は災害の多い年である。
おかげで「避難勧告」「避難指示」の意味を知ることが出来た。

・・・、ん?「避難『命令』」って以前は結構マスコミで聞いていたような気がするんだけど、無いの?

念のため復習すると、「勧告」より「指示」の方が急な事態が差し迫っていて「指示」が出た場合は大至急避難する必要があるのですが、言葉だけ見ると、そういう段階のイメージは無いと思いませんか?「命令」だと差し迫った感じがするんですが、何故「命令」ではないんでしょうか?

いろいろと調べていると、「勧告」「指示」の根拠は、災害対策基本法第60条にあることが分かった。法律上、「立退きの」「勧告」とか「指示」になっているのか・・・。

もう少しいろいろ検索してみると、「命令」は命令者に責任が生じるというものも出てきた。
なるほど、そういう所に着目すると「命令」は難しいんだなぁ〜。

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