つもちゃんのひとりごと (2008年07月)

古い記事のリンクは切れていることがありますが予めご了承下さい。
2008年07月31日  本日のお題:夜
外気温が29度を切ると、ベランダに置いた扇風機からの風が涼しく感じます。
これを書いている7/31 0:30現在、28.8度。
久しぶりにほっと一息という感じです。
2008年07月29日  本日のお題:インターネットは産業となるのか
以前にも触れたけれど、インターネット崩壊論は自分としてもいろいろと考えさせられている。
先日のJANOGでの議論は、結局「全体を知った人がうまく協調して運用するのがインターネットだ」的な雰囲気を醸し出していて、確かにそうだと思う側面はあるし、そうあるべきだと思っている自分もいる。
だけど、一方でこの論調にはどうも違和感がある。
ものは人々に受け入れられた時に産業としての発展を始める。研究や趣味の世界と産業とは大きな違いがあるのは漠然と分かるけれど、それは何だろうか。
人々に受け入れられることで大量生産が始まり、コストは劇的に低下する。一方で、それをうまく使うためにいろいろなルールが出来てくる。

なかなか良い例が見つけられなかったけれど、例えば自動車。
私は自動車には詳しくないので以下はかなり想像入ってますが。
自動車は今でこそ普通の人でも所有し、運転し、普通に使うことが出来ている。でも、 自動車が世の中に現れた時、生産工程は手工業的だったと思うし、コストは非常に高かったと思うし、一部のプロや趣味の範囲だったのではないかと思う。それが大衆化する中で大量生産の技術が発展していき、使う人が広がったことからいろいろな法的ルールが出来て、それによって今、自動車は交通インフラとして欠かせないものとなっている。
なぜ自動車は大衆化して且つ高品質なものが製造できているのか。それは、メーカーの血のにじむような努力での流れ作業、高度な分業化での生産工程の確立が功を奏しているのではないか。
なぜ自動車という危険で複雑な道具なのに一般のエンドユーザが使えているのか。それは、法的な規制、つまり免許制や車検制度、道交法が整備されていること、それからトラブル時の対応としてJAFや警察がきちんと整備されていることがあるのではないか。

ひとつの例だけで結論付けるのは早計に過ぎるけれど、結局、産業としての成熟度を高める過程では、分業化や法的規制は避けられないのではないか、と思う。それは、理想とされている「インターネット」とは対極にあるもののような気がする。
そういう意味では、インターネット崩壊論というのは、インターネットが産業として成長するのかどうかという境目に位置している議論なのかも知れない。

そういえば、自動車に免許制度が無い国ってあるんだろうか?
2008年07月28日  本日のお題:花火大会
土曜日は広島夢みなと花火大会
前日オールナイトで飲み → 暑い真っ昼間にテニス → ヘロヘロになりつつ花火大会 というなかなか強烈なコースでした。

今年は一眼レフを買ったこともあって、ちょっと真面目に写真を撮ってみることに。
それに備えて、実は一週間前にリモートスイッチを調達していたのでした。
2年前少し写真は撮ったことはありましたが、コンデジで「花火モード」使った手抜き。今回はマニュアルモードでの撮影になるのですが、事前に撮影方法の勉強とか、ググればすぐ出てくるんだから少しは調べて行けばいいのに全く無しのぶっつけ本番。
2年前は打ち上げ場所のかなり西の方から撮ったんですが、今回は少し早めに現地に着いたこともあって、東の方へ延々と歩いてみると、観覧席の東の方は結構空いてて開始1時間ぐらい前に陣取って気兼ねなく三脚を立てることができました。方向は先客のカメラの向きを見れば一目瞭然。あとはカメラのセッティングですが、感覚的に
という条件で花火が上がる前に数枚撮影して、
という感触で撮ってみました。
素人の写真なのでツッコミどころ満載なのは覚悟の上で少しお見せします。
10s/F11 10s/F11 10s/F11 (*) 10s/F11 5s/F9 10s/F9 (*)
(*) トリミング・角度補正あり
若干ブレてる写真もあります。露光中に機材に当たってしまった写真かも知れません。
派手に光っている一番右のはやや露出オーバー(煙ってるのでそう見えるという面もありますが)ですし、その左側のはアンダーですね。どんなのが上がるか分からないところでの露出の決定は難しいなぁ、と思います。


単発モノを最初から最後まで収めようと思うと、10s / F9 ぐらいですかね。5秒では時間的に入りませんでした。
左: 10s / F9
右: 10s / F11
いずれもトリミング・角度補正あり
実際に撮ってみて分かったのは、
という感じでしょうか。
#いくらフォトマスター準一級でも、やっぱり実際に体感しないと分からないことが多い

後半は煙ってシャープに見えかった以上に、誤ってピントをずらしてしまい、ピンボケ写真ばかり出来上がったというのはヒミツです。さらに水平出てないし。基本が失格ですね・・・。
全部撮ってやろうという欲張りはダメですね。一度セッティングしたカメラは動かさないぐらいの覚悟で撮らないとまともな写真は撮れないなぁ、と実感しました。
2008年07月22日  本日のお題:JR鉄道最高地点
7/13、小諸に行く前に鉄的には重要なスポット「JR鉄道最高地点」へ。
新宿から小淵沢まで「スーパーあずさ」、そこから小海線に乗り換えるとぐんぐん上ります。
清里で半数ぐらいの乗客が降り、そこからさらに上るとあっけなくJR鉄道最高地点の踏切を過ぎ、高原をとことこと野辺山駅へ。

駅前の観光案内所で自転車を借り、今来た線路の脇を戻っていきます。
野辺山駅が標高1,345m、最高地点は1,375mなので若干上りではありますが、比較的平坦な高原の道を快走。
線路は真っ直ぐ、周囲にはキャベツ畑が広がる開放的な景色です。

そして程なく、JR鉄道最高地点へ到着。
踏切の傍らに勾配標があり、小淵沢方は22‰、小海方は3‰で両方下向いてます。
見ていると結構観光客が来ますね。国道141号からもほど近いところにあって、車で立ち寄る人も多いようです。
すぐ横には鉄道最高地点神社の幟と小さな祠が。

レールが御神体で、C56の先輪も鎮座してます。
そりゃあ、勿論お参りしましたさ。
鉄的にはともかくとして、「縁結びの神社」って書いてあるじゃないですか!
お願い事は勿論ソレ。

線路を挟んで逆にも立派な石碑があります。
傍らには「幸せの鐘」がくっついていますが、さすがにそれを鳴らす勇気はありませんでした。
神社の横のレストランのデッキからパチリと。

そういえば「JR」最高地点ということは、他は?と言えば、普通鉄道的にも最高地点であって、それ以外ではトロリーバスとか索道(ロープウェイ)でもっと高い所はあるみたいです。(参考: Wikipedia
何はともあれ、これでJR最高地点と最低地点(青函トンネル内のはず)は通過。
2008年07月20日  本日のお題:インターネット的なもの
先日のJANOGで「インターネット崩壊」というセッションがありました。

インターネットとは何か?
それは、自律的に管理されているネットワークが相互接続して成立しているネットワーク。
しかし、今は「自律的に管理されている」状況でないネットワークが多く存在していてヤバい状況にも関わらずインフラとして使用されている。

とまぁ、こういう話なわけですが、ふと気づきました。

だとすると、電話網の方がより「インターネット」的なのではないか。

と。

網(=事業者)の数は少ないけれど、それぞれの事業者がきちんと管理している網を相互接続することで電話網は成り立っています。
昔の電電公社独占と違って、今はいくつもの事業者がありますからね。

ある意味、電話網とインターネットって対極にあるようで実は似たものなんじゃないかと思う今日この頃です。
2008年07月16日  本日のお題:島崎藤村
今回、東京からの帰りに小諸に寄りました。
ちょうど夏祭りの御輿が駅前を練り歩いていた小諸。
小諸駅の裏手に「懐古園」があり、そこに藤村記念館と小諸義塾記念館があります。
そう、小諸といえば、島崎藤村の有名な「小諸なる古城のほとり・・・」という詩の舞台でもあります。この古城が小諸城址「懐古園」なわけで、周囲は古城という地名のようです。
以前も書いたかも知れませんが、小学4年〜6年の頃「素読」というのがあり百人一首や有名な詩などを1ヶ月に1つ、完璧に覚えた上で清書する、というのがあって、小学校6年生の時の課題のひとつが藤村のこの詩でした。
当時意味の講釈があるわけでもなく単に覚えるだけで、それこそ浅間や佐久が地名であることすら分からずに覚えていたのですが、今現地に赴き、落ち着いて読み直してみると少し悲しい内容ですね・・・。
藤村はこうした有名な詩を残す一方で小諸義塾で教育に携わり大きな影響を与えたんだそうです。自分もそういう人間になれればいいなぁ、と少し思ったりもしたわけです。
そんなことを考えながら藤村記念館の展示物を見ていたら、こんな文章が書いてある色紙だったかがありました。
「lifeをして趨くまゝにおもむかせよ」
藤村がこういうものを文章に書いて残しているというのは、少し意外な気がしました。どういうシチュエーションで書いたのか分かりませんが、何か思うところがあったんでしょうか。
おもむくままって何なんだろう。こういうことを考える時点で終わってるのかも知れないけれど、「おもむくまま」と「逃げ」の区別がつかない・・・。
2008年07月15日 その2  本日のお題:CF-R2ハードディスク換装
その1で触れたとおり、ノートPCのハードディスクが逝きました。
というか、辛うじてデータが多少読める状態ですが、逝く寸前。明らかに回転系がへたっている音がします。
というわけで、もう経年4年だし本当はパソコンごと買い換えたいなぁ、と思ってアキバを徘徊したのですが、意外にマトモなモバイルPCって高くて種類が無いことが判明。
とりあえず何も考えずにハードディスクを買いました。HGST(最近あまり好きではないんですが)のHTS541612J9AT00。120GBなので今の3倍。
さて、旅も終わって早速換装。
と思ったら、どうやってもコネクタが刺さらない。あれれ? と思って良く見ると、元のハードディスクの44番ピンがそもそも存在せず、コネクタ側も穴が塞いでありました。
ならばと、44番ピンを折ってしまってめでたく実装。ちゃんと認識もOK。
もともと、リカバリディスクとか付いてなかったので、手元にある別の Windows XP をインストールすることに。しかし、バージョンアップ版のCDでOEMの Product ID 入れてもダメなのね。良く出来てるなぁ。しょうがないのでバージョンアップ版の方の Product ID を入れてインストール完了。(これは実はデスクトップのVista化の時にライセンスが余っていたのでした。)
さて、今は Windows も SP3 の時代なのでとにかくまずはパッチ当て。
しかし、SP2や3を入れた辺りで突然電源が落ちるようになりました。
なんで? どうもハードウェア系? ACPI周り? うーん。。。
3回ほどクリーンインストールしてダメなので、ここはそうだ、もっと早く気付けば良かったけれどググる先生に聞いてみよう。
ということで出てきたのがLet's Note CF-R2 HDD換装メモ
これによると、どうやらもう1本、41番ピンを折ってしまわないといけないらしい。
新しいハードディスクの機種は違うけれど、まぁ同一メーカーだから大丈夫でしょう。
とりあえずやってみて再度実装。
今度はOKみたい。ほっ。
よくよく調べてみるとやっぱりというか、折ったのは電源系のピンでしたね。
HGST的には、41番は 5V power (logic)、42番が 5V power (motor)、これがHDD内部で接続されているとのこと。対して元々の東芝MK4020GLSは3.3Vと5Vを両方使うことになっており、おそらくlogic側が3.3V電源なのでしょう。ということは、3.3Vと5Vをショートさせていたことになり、かなりヤバい状況だったはず。
致命傷にならなくて良かった。
とりあえずあとはセットアップ・・・。何日かかるやら。
2008年07月15日 その1  本日のお題:たび
今回、珍しく旅先でここを全く更新しませんでした。。。
PCのハードディスクが逝ってしまったということもあるのですが、飲んだ後に書く元気が無くなってきたということはありますね。もう歳かなぁ。

とりあえず、後で見ることも結構あるのでメモメモ。
7/9: JANOG/IA研 共催パネル & DNSOPS BoF
7/10: JANOG22 1日目 & 懇親会
7/11: JANOG22 2日目 & 飲み会
7/12: アキバで買い出し & 日本カメラ博物館
7/13: 東京→小淵沢→野辺山→小諸→篠ノ井→名古屋→広島

ネタはたくさんたまってるんですが、とりあえず瀕死のノートPC(ハードディスク取っ替えたはいいけど、その後もいろいろとあって)どうにかしなければならないという焦りもあるので、ぼちぼち暇を見て書いていこうかなぁ、と思います。
2008年07月08日  本日のお題:ノーサイド
既に終わってしまいましたが、先頃まで中国電力本社ロビーで「中国電力アスリートたちの素顔展」というのをやってました。
その中に中国電力としても力を入れているラグビー部に関する展示もあったのですが、展示されていたパネルに、こんなことが書いてありました。

【どうして「ゲームセット」ではなくて「ノーサイド」なの?】
ラグビーでは、試合終了のことを「ノーサイド(No-Side)」といいます。「No-Side」とは、サイド(側)がなくなる、すなわち、試合中は敵味方で戦ってきた選手たちが、試合が終了した瞬間に、敵味方の隔てなく、ラグビーを愛する仲間としてお互いをたたえ合う、そんな意味が込められているそうです。

ノーサイドってそんな崇高な意味だったんですね。知りませんでした。
お互いをたたえ合う。
それって、負けた方にとってみれば負けという事実を素直に受け入れないと出来ないことですよね。
なんかやや強引な気がしますが、どうしても今の精神状態的にここにくっつけてしまうんですよね。それで、なんか良く分からないけれどすごいなぁ、と。どうすれば素直になれるんだろう・・・。
そういえば、ノーサイドといえば松任谷由実の歌を思い浮かべます。(歌詞)

何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの 誰も知らず

少なくとも自分は何をゴールに決めて何を犠牲にしているのか知りたい。(意味が違う)
2008年07月07日 その3  本日のお題:ダイエット
先週ちょっとお腹こわし気味だったこともあって非常に食欲減退中。
#なのに飲んだくれるなっていうツッコミは無しです。
さすがに少しは食わないと体力持たないので、少し少なめの夕食を食べて、ほんで体重計に乗ってみたら。

66.0kg。

ってことは、食べる前は確実に65kg台だったってこと。
BMIも20切っちゃったよ。
1年半〜2年ぐらい前は75kgぐらい。
その後いろいろとあって体重減って、最近はだいたい67〜69で推移してたんですね。
それからさらにこんだけ減ったってことか・・・。
ちょっと良いんだか悪いんだか。
まぁ確かに昨日は休日には珍しく朝から晩まで活動してたというのもあるかも知れないけど。
今週の旅でぶっ倒れないことを祈るのみです。
2008年07月07日 その2  本日のお題:レンズ沼 その1
一眼レフカメラの醍醐味は、レンズを交換してそれぞれのレンズの持ち味を出した画を作ること。
いろいろなレンズを揃えたくなること、レンズ沼にはまるって言います。
私はといえば、レンズ沼にはまるほどの撮影技量が無く、まずは良く写ると言われる手持ちのキットレンズで上手く撮るのが目標なわけですが、Webをだらだら見ていて発見したコレに興味を惹かれました。
ROLEO LENS IN A CAP
こういうチープで怪しいレンズで撮るっていうのも面白そうじゃない? しかもお値段お手頃。
というわけで、0系を撮った後でビックカメラへ。
ビックカメラとはいえ、広島の店舗にまさかこういうマニアックな物体があるとは思っていなかったのですが、なんとケースの中に大量に並んでいるじゃないですか。
それも、姉妹品のアオリが出来るやつも。
しかし、やはり商品知識が無いのか、定価が違うはずなのに両方同じ3,150円の値札が付いている。
アオリが出来ないやつはもっと安いはず。まぁとりあえず、アオリの無いやつを購入してみましょう。
レジでバーコードを通すと、2,730円也。POSデータは正常でした。
その場で付けてみたかったのはやまやまでしたが、取り外すことになるレンズの裏蓋が無かったので、いったん家に帰ってから Kiss X2 に付けてみました。

一眼レフのはずがチープなカメラに。
絞りは単に違うサイズの穴が開いた円盤を回転させるというなかなか面白い仕組みで一応 5.6, 8, 16, 32, 64 と目盛りが付いてます。
さて、近所の夕暮れを撮ってみましょう。
パンフォーカスでAFなんて無し。もちろんAEもあるわけがなく、マニュアルモードで結構適当に。
デジカメだから試行錯誤でなんとかなるけど、フィルムカメラだったら大変じゃないかなぁ?
※以下の写真はサムネイルをクリックするとLサイズの元画像(2.3〜3.8MB)が出てくるので注意

南国っ!
暑かったので思わずそれ系のテーマで。
1/125 F8 ISO:100

そら。
1/125 F8 ISO:100

ハイキーに撮れた電柱。
露出計的には適正露出ぐらいを指していましたが、相当明るいですね。
1/50 F8 ISO:100
ん〜、それはそれでなかなか良いんでない?
しかし画質云々以前に、単焦点のカメラ使ったのが20年ぶりぐらいなので、固定焦点でどう画を作るか考えながら撮るという意味でも新鮮でした。
しかし、こういう写真なのにRAW付きで撮ってしまいました(笑)
ちなみに上のJPEGは撮ったそのまんまです。
2008年07月07日 その1  本日のお題:0系新幹線
特に予定のない休日、何をしようか思案した結果、終焉間近な0系新幹線の撮影に行くことにしました。
まぁ、本格的にどこかに行くのではなくて駅撮り。
ちょうど11:00〜11:30に上りと下りの2本のチャンスがあるという広島駅の地の利を生かしてぽちっと。
っていうか、他人との用事が無い休日の朝10時前に活動開始するのは異例だなぁ。

広島駅に上ってきた「こだま」。
新幹線といえばこの顔でしたが、既に圧倒的少数に。

博多に向けて発車を待つ「こだま」。
「のぞみ」が追い越していったあと、緩やかな空気が流れています。
※トーンカーブ調整有り
たぶん、乗る機会はもう無いだろうなぁ・・・。
ちなみに0系が充当されるダイヤはJRおでかけネットに出てます。
2008年07月06日  本日のお題:のんだくれ
何が本当の自分かわかんなくなったその時。
この週末ものんだくれモード
自分に正直になれない、なんかそんな感じ。

今月分へもどる