つもちゃんのひとりごと (2017年07月)

古い記事のリンクは切れていることがありますが予めご了承下さい。
2017年07月14日  本日のお題:思考の経年変化と仕事のしかた
時折万年筆ネタを書くことからも分かるように、IT業界にいながらすっかりアナログ人間になってしまった。

私の職場では、無線LANのノートパソコンを使うようになっていて、建物内ならどこでも無線LANの電波が届くので、担当者はみんなノートパソコン(大きくて重いのだが)を打ち合わせの場にも持ち込んでメモを取ったり必要なことを調べたり、イマドキな仕事の仕方をしている。対して、自分は、パソコンを持ち歩くのが面倒なので、資料が大量にあったり余程パソコンが便利なとき以外はノート1冊とシステム手帳で打ち合わせに臨む。
そういえば、先日、職場で簡単な話し合い研修をする機会があり、そのとき使うワークシート(例題が書いてあって、自分の意見を記入するA4×1枚)は、通常は紙で配るのだが、試しに事前にファイルを送って「紙でもファイルでもいいので当日持参のこと」としたら、8割方の人がパソコンを研修に持ち込んでいたのには正直驚いた。

手書きがいいのか、パソコンがいいのか、それは、結局自分の仕事スタイルとか、思考能力・思考回路とか、アウトプットしなければならないモノによって変わってくるんだろうなぁ、と最近思うようになった。こうした要素って、歳を重ねるごとに変わってくるので、年齢層によって適したやり方も変わってくるんだろうなぁ、と。そう考えると、昔から年寄りが「手書きがいい」とか言ってるのも今になると分かる気がする。
であれば「手書きにしろ」とか「パソコン使え」とか、自分がよいと思う方法論を他人に押しつけるのはおかしな話で、むしろ色々な方法論を使えるような雰囲気や環境を作っていくのが組織を束ねる人には必要なんじゃないかな。

今月分へもどる